統一インターフェイス用のモデル駆動型アプリを作成する方法
こんにちは。
今回は、統一インターフェイスに対応したアプリの作成方法をご紹介します。
Dynamics 365 の環境を払い出した直後は、ログインしてすぐのホーム画面で「これはレガシ アプリです。統一インターフェイスでサポートされていない機能やカスタマイズが含まれている可能性があります。最良の結果を得るには、統一インターフェイス用のモデル駆動型アプリを作成してください。」という警告文が表示されていたり、画面左側のサイトマップに不要なエンティティがたくさん並んでいる状態になっているかと思います。
これらの警告文や不要なエンティティを非表示にするためには、モデル駆動型アプリ(以下、アプリ)を新しく作成する必要がありますので、以下の手順に沿って作成してみてください。
モデル駆動型アプリの作成
(1) システム管理者の権限を持っているユーザでログインし、 [設定] - [詳細設定] をクリックします。(2) 設定のサイトマップを展開し、[マイ アプリ] をクリックします。
(3) [新しいアプリの作成] をクリックします。
(4) 作成するアプリの名前、一意の名前を入力して [完了] ボタンをクリックします。
(5) アプリデザイナーが開いたら、サイトマップの設定を行います。「構成が見つかりません」と警告文が表示されているかと思いますので、ペンのアイコンをクリックします。
(6) エリア名、グループ名を編集します。
(7) 「ダッシュボード!」グループにダッシュボードのコンポーネントを追加してみます。新しいサブエリアを選択して、種類から「ダッシュボード」を選択します。既定のダッシュボードを指定したい場合は、既定のダッシュボードのプルダウンから選択してください。
(8) 次に、エンティティのコンポーネントを追加してみます。[追加] から、[グループ] をクリックします。
(9) グループ名を変更します。今回は、「エンティティ!」とします。
(10) 「エンティティ!」グループを選択した状態で、[追加] から、[サブエリア] をクリックします。
(11) 新しいサブエリアを選択して、種類から「エンティティ」を選択し、表示したいエンティティをプルダウンから選択します。
(12) 他にも表示したいエンティティがあれば、上記(10)~(11)の手順を繰り返して必要なエンティティの追加を行っていきます。
(13) エンティティの追加が完了したら、[保存] ボタンをクリックします。
(14) サイトマップの保存が完了したら、[公開] ボタンをクリックします。
(15) サイトマップの公開が完了したら、アプリデザイナーの画面に戻り、[保存] ボタンをクリックします。
(16) アプリの保存が完了したら、[公開] ボタンをクリックします。
(17) アプリの公開が完了したら、全ての作業は完了です。ホーム画面を更新し、作成したアプリが表示されていることを確認してクリックします。
(18) 「これはレガシ アプリです。統一インターフェイスで…」の警告文が消えており、かつサイトマップのエリアに必要なコンポーネントのみが表示されていることを確認します。